色々な寝相〜寛ぎ姿勢〜


前回の記事の「伸び」、習慣にしていますか?

授業でお話ししましたら、朝目覚めても、頭は「次に何をすべきか」とすぐに働くため、身体が「伸び」をする暇を与えることがないんでしょうね、という様な感想がありました。

まさにそうでしょうね。早朝クラスは、この「次に何をすべきか!?」という生活に追われる場所から離れ、身体と対話する余裕を作る時間とも言えます。

せめて、寝起きから伸びをする程の余裕を持って、一日を始めましょう。


前回の記事に追記しましたが、「伸び」をするときの<足首の締め付け>は、足指は反りながらも、指球をゔーっと突き出す形になることが多いです。

脚の締め付け
脚の締めつけ(パーダ・バンダ)

因みに、動作に

①前後動作
②左右動作
③捻転動作

がある様に、「伸び」の基盤にも、この3種類が見え隠れしています。日々、ハタヨガの体位で、この3つの動作・体位を行うことにより、身体は自然と、身体の欲求に従った「伸び」を行う様になるかもしれません。




さて、「伸び」同様、「寛ぎ姿勢」も心身に応じて様々な姿勢をとりたくなるものです。

ところが「伸び」という言葉のイメージ(形体)によって、「真っすぐ」を指令しがちな様に、「寛ぎ姿勢」もやはり観念(言葉とイメージ)に汚染されがちです。

授業中、体位をした後には「今、楽だと感じる姿勢をとりましょう」とよく言います。ですがやはり「伸び」同様、そんな時も多くの方は、身体の自然な欲求ではなく、如何にも頭脳(観念)で判断している「形」ばかりの「寛ぎ姿勢」をとります。

・中級者の方 ⇒ 死体の体位

・初心者の方 ⇒ どうすればいいか判断できない

と言ったところです。

寛ぎ姿勢
いわゆる「死体の体位」です。

初心者の方であれば仰向けでもうつ伏せでも、両腕を体側に伸ばし「気を付け」の様な真っすぐな姿勢のまま固まっていることも少なくありません。うつ伏せ姿勢で額を床に付けて真っすぐな姿勢であることも。

更には腕を身体の下に入れる「バッタの体位」や「魚の体位」の後であれば、腕を身体の下に入れたまま寛ごうとしていることも少なくありません。


・今、楽だと感じる姿勢ですよ。

・何も強制していませんよ。

・自分を縛り付けないで下さいよ。

・自由にとっていいんですよ。

・そのまま眠ることができますか?


などなど、本人が自分で自分を縛り付けていることに気付く様、色々な言葉掛けをすることもあります。ですが、大抵の方は姿勢を変えることをしません。

初心者の方は、自分で自分を解放することはできず、結局、周りの方をチラチラ見て、真似をすることがほとんどです(寛ぎ姿勢に限りませんが)。


もっと自由に、寛ぎましょう。


授業では、死体の体位を誘導することも多いですが、自由(身体の欲求に従う)であることが基盤です。

「寛ぎ姿勢」も、様々な形をとりたくなるものです。

寛ぎ姿勢
手や足を組みたくなる。

寛ぎ姿勢
首や片脚を曲げたくなる。

寛ぎ姿勢
片腕や片脚を開きたくなる。

寛ぎ姿勢
両腕、両脚を開きたくなる。
車輪の体位(チャクラ・アーサナ)の後とかにとりたくなったり。

寛ぎ姿勢
横向きになりたくなる。
横向きは呼吸がしやすく、体調不良時にも落ち着く姿勢ですね。

寛ぎ姿勢
脚の間に腕を入れたくなる。

寛ぎ姿勢
うつ伏せでの一般的な「寛ぎ姿勢」でしょう。

寛ぎ姿勢
脚の幅、向きを変えたくなることもあります。
弓の体位(ダヌラ・アーサナ)の後なんかにとりたくなったり。

寛ぎ姿勢
片脚を曲げたくなる。
バッタの体位(シャラバ・アーサナ)の後なんかにとりたくなったり。


これらの「寛ぎ姿勢」は全て、ある特定の部位の緊張をとるための姿勢といえます。簡単には、骨盤周りの緊張と関連性が強いと考えられます。


そしてそれはそのまま、「寝相」でもあります。


ぜひ、今日の、今の、身体の欲求に従った姿勢で、日々お休みください。


ではでは、おやすみなさい🌛


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